あの頃の、男の子のはなし

あの頃の僕たちは好奇心とくすぐったい気持ちで出来ていました。 思春期の思い出を綴るエッセイです

初めて見たエロ本

 僕が初めてエロ本の類をみたのが中学1年生になってからでした。小学生の頃はガキ大将で「女と仲良くするヤツは仲間はずれだぞ!」なんていうア ナクロなヤツでそれゆえに覚えたてのオナニーは特に刺激的だったのですが、中学1年の頃友人たちの家に何人かで泊まりにいった時一人だけ眠れなくて夜一人 で友達のマンガを読んでいるとそこに「いけないルナ先生」という漫画があったのです。

まぁエロ本と言えるかいうと微妙ですが初めてそういう類の本を見た僕にはとても刺激的で興奮して読んでいる内に手で触ったりなにも刺激をあたえてないのに妙に股間のあたりが暖かいなと思っていたら自分でも知らない内に射精をしてしまっていたのでした。

困ったのはその後です。みんなが寝ている中そっとトイレに行きアソコとパンツをトイレの手洗いの水で洗ったあと、ビショビショのパンツをはき。朝になるまでどうするか考えました。

その時の僕の頭にあったのは「きっと匂いでバレてしまう」という事で友人の家で射精した事がバレたら人生おしまいだとまで思っていたので早朝、みんな起きだした頃に 「なんか熱があって気分が悪い」といってドシャ降りの雨の中を自転車漕いで家に帰りました。

今考えればバカとしかいいようがないのですが、休み明けの学校などで友人たちから「熱はもう大丈夫?」などと心配そうな顔をされるたびに罪悪感を覚えたものです。